平成三十年度 朝倉支部復旧状況の視察について

朝倉支部復旧状況の視察について

九州北部豪雨より約1年が経過しているが、未だに現状が把握できていない神社が多数残っている。今回朝倉支部より依頼を受け、被害報告書制作の為、被害を受けた支部内の神社、それに伴う施設・参道等の現状を5月8・9・11日の3日間、班に分かれて調査した。

実際に足を運ぶと、復興の目処が立っていない場所も多く、目を覆いたくなる程の被害神社も多数所在した。

黒川地区の一部では神社は奇跡的に残ったが、氏子地区全体が流された悲惨な地区も見受けられた。熱心な崇敬者が多く、神事の度に避難所から上がって奉仕しているが、いつまで可能なのか不安を抱えている。高齢者がほとんどで今後戻る見込みも立っていない地区もあるという。氏子が戻らなかった場合、誰が社殿を守るのか、もしくは合祀するのか、合祀後の社殿は解体か、費用はどうするか、などの課題は挙げれば切りがない。年々人口減少の地区で       あるが、ここまで急激の減少は想定外だ。人がいなければ、当然祭典もできない。

朝倉支部長がお務めの文字社は全て流され、更地になっており、隣接の自宅も甚大な被害を受けている。現在杷木地区の一部は住民が住めるような状況ではなく、避難所生活を余儀なくされる方も多い。

また土砂の運搬は完全ではなく、川が浅くなっている為、また昨年のような豪雨となれば更なる被害も予想され、不安は続く。

予測技術が発達した現在でも異常気象はいつ、どこで発生するかわからない。私達も常に危機意識を持ち、災害時、奉務神社周辺の避難場所やその経路など把握し、万一の時に備えておければならない。被災神社、氏子の皆様の1日も早い復興を願いつつ、これからも若い私達神道青年会が出来ることを探していきたい。

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福岡縣護国神社 権禰宜 内藤 尚武

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