カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

春の交通安全フェア

4月4日博多駅博多口広場に於いて春の交通安全フェアが開催された。当日は寒の戻りとなり、風も強くとても桜が咲いている季節だと思えない寒い一日であった。

式典に先立ち参加者で、駅を歩行している方々に飲酒運転・交通安全を呼びかけつつ、タオルの配布を行ったのだが、歩行者の「寒い中お疲れ様や頑張って」などのお言葉を頂いたお蔭で身体は寒かったが心だけはポカポカのまま配り終えることができた。

IMG_(1)

式典では県知事・県警察本部長・市長からそれぞれお言葉を頂き、アンパンマン・地元の園児による交通安全宣言が行われ出動式を見届けて滞りなく閉典した。

IMG_(2)

昨年度は福岡市の飲酒運転が四十六件とここ十年間は最少で毎年減っているそうなのだが飲酒運転はゼロにならないと交通ルールを守る人達が安心して暮らせないのだ。ゼロにするため私達一人一人が他人事とは考えずいつ自分がまた大切な人・大切な家族が奪われるかもしれない事故として認識することが一番の近道ではないのであろうか。また我々皆様の交通安全を氏神様にお祈りする神主として率先して氏子崇敬者の皆様方に交通ルールを守るよう声掛けをしていかなければならない。

宇美八幡宮 権禰宜 青栁正典

 

東日本大震災復興祈願祭

私達青年神職にできること

去る平成26年3月11日福岡県神社庁にて東日本大震災復興祈願祭が波多野盾夫・竹間宗麿両副庁長はじめ多くの御参列を頂き斎行された。東日本大震災から3年の月日が経ち、遠く九州の地にあっては風化しつつある。しかし、被災地の人達は今も放射能や風評被害などの目に見えない恐怖と向き合い、生活を送っている。同じ日本国内で起こっている出来事も、報道などで知るだけでは他人事のように感じてしまいがちである。そこで、私達青年神職としてできることは何かを考え、米と祈りを通じ、多くの方に支援活動に携わってもらうことを主眼に事業を計画し、撤下米奉製や頒布活動で一緒に汗を流し、復興支援活動を行った。本事業が終わりではなく、これから先も携わって頂いた皆様と共に被災地に思いを寄せ活動して参りたい。

DSCN1852

DSCN1760

櫻井神社 禰宜 外山貴寛

 

福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会

2月27日八仙閣本店に於いて福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会が盛大に開催された。
当日、青年会会員は11時頃に集合し、最終チェック・リハーサルを行い準備完了!博多駅・八仙閣玄関にてご来賓・県内各神社宮司様をお出迎えし、あとは開式を待つのみとなった。式典は式次第に則り進行されていく。

20140422_1

20140422_2

式の中での花田会長式辞は、この式典にかける思いが人一倍強かった分、少し緊張されていた面持ちであったが、さすがは会長!!これまでを振り返り、また「心魂~新たなる一歩へ」の思いを青年会員の代表として熱く語っていただき、これから福岡神青が向かわんとする方向性を示していただいた。

20140422_3

20140422_4

式典も恙無く閉式し、次は記念講演。講師として東京に店を構えるクルミドコーヒー代表の景山知明先生より講演を賜った。現代の人々が求めるコミュニティ=場のつくり方について、人々が気楽に集える場所「カフェ」をテーマに様々な貴重なお話をいただいた。

20140422_5

20140422_6

次は皆さんお待ちかねの祝賀会!!竹間副庁長の乾杯の音頭の下、賑やかな祝賀会が始まった。清興の餅つきでは、これまで青年会で活躍された歴代会長様にリレー式で餅をついていただいた。諸先輩方の普段は決して見せないあの少年のような笑顔がとても印象的だった。また普段はお話をお伺いすることがなかなか出来ない諸先輩方と、青年会での良き思い出や苦労話などを酒の肴に盃を交えさせていただいた。

20140422_7

周年事業で経験したことは、今後の私の神道青年会活動の礎とし、本会が70年80年120年と続くように私達若い世代が頭と身体を奮い起し、少しでも力になり、近い将来この会を引っ張っていけるよう邁進していきたい。
最後にこの三年間にも渡るたくさんの60周年事業を企画していただいた役員の皆様に、色々な経験をさせていただきましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

福岡県神道青年会 青栁正典 (宇美八幡宮 権禰宜)

平成二十六年北方領土返還促進福岡県民集会

去る平成二十六年二月七日、久留米市のハイネスホテル久留米において、恒例の北方領土返還促進福岡県民集会が開催された。
本年は『心から願う平和と四島返還』を標語に掲げて、多くの方々が参加する中での県民集会となった。
開会式にて、北九州市立曽根中学校主幹教諭である梶永啓文先生による『「北方領土問題教育指導者現地研修会」報告』が行われ、二十五年八月に北方領土問題の教育指導者研修の様子についてご報告頂いた。
その後、第一講演では『元島民の体験談』と題して、北方領土の元島民である小宮良俊先生に御講演頂いた。小宮先生の講演は、自らが生まれ育った故郷を理不尽に追われた憤りと、そして元島民としての郷土への哀愁が痛切に感じられるものであった。
次の第二講演では『日本が直面する領土問題とその対処法』と題して、拓殖大学国際学部教授である下條正男先生に御講演頂いた。下條先生は領土問題の専門家、そして保守系論客として多方面において大いに活躍をされている方である。それだけに北方領土に関するこれまでの日露政府間の交渉、そして我々の北方領土返還促進活動の現状について非常に手厳しい御指摘を賜った。歴史的な根拠は明確に日本にあるのである。この事を今まで以上に世界へ向けて発信し、「北方領土は歴史的にも国際法的にも日本領」という事を世界に知らしめて行くのが重要であると仰られた。今回の御講演で下條先生に発破をかけて頂いたと思い、我々も現実を見つめなおし、そしてこれを一つの契機として、気持ちを新たに国民の北方領土返還への熱意を結集させていく使命を果たさなければならないと強く感じた次第であった。

20140423_1

20140423_2

岡田神社 権禰宜 今東源一郎

「東日本大震災の今と向き合う」~東日本大震災から学ぶ防災とは~

去る12月6日筥崎宮において教養研修会が行われました。

講師には福島県熊野神社 禰宜 吉田定聡先生・海洋プランニング株式会社 熊谷航先生をお招きし、ご講演頂きました。

はじめにご講演された吉田先生は美浜会の会長として復興支援活動もされていますので、より詳しく福島県の現状や、震災当時の様子などをお話頂きました。神職でおこなった復興支援活動の中では、お札や神棚等はお焚き上げにしたり、家の中での作業の最後には掃き掃除を行ったりなど、神職だからこその気遣いがあったとのことでした。原子力発電所付近の様子を撮影したビデオ放映では、発電所の入口や街の様子、付近の神社の様子などを見ることができました。原子力発電所周辺では事故のため、復興が全く進まず被災した当時の様子がそのまま残されていました。被災した神社では、倒れた鳥居もそのままにされており、復興とはほど遠いものでした。

次に熊谷先生より、「なぜ津波は神社で止まったのか」についてご講演頂きました。

先生のお話では、震災後沿岸線の津波被害調査をした際に浸水線と神社の場所とが重なっており、神社を堺に津波が押し寄せ、被災していました。かつては海岸線に神社が建てられており、境界線に神様を祀りお守り頂いていたのではないかとの推測がされていました。また古い神社の方が残存数が多く、歴史が新しいものほど残存数が少なくなっているそうです。被災境界となっている神社は津波防災にも繋がります。震災記憶は8年で重視されなくなり、30年後には過去のものになり人々の記憶から消失されてしまいます。そのため、作り替えや補修を継続できるかが問題でした。神社は世代を超える存在であり、様々な文化や技術を伝承してきました。そのため地域社会が持つ弱点を、神社が補うことができるとのことでした。

ご講演の後は意見交換会が行われ、青年神職として何ができるかを話し合いました。

参加者1人ひとりが意見を出し合い、とても有意義な時間になりました。

008

実際に現地でボランティア活動を行うことが一番ですが、私たち神職は、仲執り持ちとして東北と福岡とを結び、遠方の地からではありますが祈りや思いを届けていければと思います。

震災からまもなく3年が経とうとしていますが、人々の記憶から風化させないために自分に出来ること、神職として出来ることを改めて考えることができました。

震災を忘れさせないためにも、定期的にこのような研修会が行われると良いと思いました。

010

十日恵比須神社 出仕 堀田みな美