カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会

2月27日八仙閣本店に於いて福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会が盛大に開催された。
当日、青年会会員は11時頃に集合し、最終チェック・リハーサルを行い準備完了!博多駅・八仙閣玄関にてご来賓・県内各神社宮司様をお出迎えし、あとは開式を待つのみとなった。式典は式次第に則り進行されていく。

20140422_1

20140422_2

式の中での花田会長式辞は、この式典にかける思いが人一倍強かった分、少し緊張されていた面持ちであったが、さすがは会長!!これまでを振り返り、また「心魂~新たなる一歩へ」の思いを青年会員の代表として熱く語っていただき、これから福岡神青が向かわんとする方向性を示していただいた。

20140422_3

20140422_4

式典も恙無く閉式し、次は記念講演。講師として東京に店を構えるクルミドコーヒー代表の景山知明先生より講演を賜った。現代の人々が求めるコミュニティ=場のつくり方について、人々が気楽に集える場所「カフェ」をテーマに様々な貴重なお話をいただいた。

20140422_5

20140422_6

次は皆さんお待ちかねの祝賀会!!竹間副庁長の乾杯の音頭の下、賑やかな祝賀会が始まった。清興の餅つきでは、これまで青年会で活躍された歴代会長様にリレー式で餅をついていただいた。諸先輩方の普段は決して見せないあの少年のような笑顔がとても印象的だった。また普段はお話をお伺いすることがなかなか出来ない諸先輩方と、青年会での良き思い出や苦労話などを酒の肴に盃を交えさせていただいた。

20140422_7

周年事業で経験したことは、今後の私の神道青年会活動の礎とし、本会が70年80年120年と続くように私達若い世代が頭と身体を奮い起し、少しでも力になり、近い将来この会を引っ張っていけるよう邁進していきたい。
最後にこの三年間にも渡るたくさんの60周年事業を企画していただいた役員の皆様に、色々な経験をさせていただきましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

福岡県神道青年会 青栁正典 (宇美八幡宮 権禰宜)

平成二十六年北方領土返還促進福岡県民集会

去る平成二十六年二月七日、久留米市のハイネスホテル久留米において、恒例の北方領土返還促進福岡県民集会が開催された。
本年は『心から願う平和と四島返還』を標語に掲げて、多くの方々が参加する中での県民集会となった。
開会式にて、北九州市立曽根中学校主幹教諭である梶永啓文先生による『「北方領土問題教育指導者現地研修会」報告』が行われ、二十五年八月に北方領土問題の教育指導者研修の様子についてご報告頂いた。
その後、第一講演では『元島民の体験談』と題して、北方領土の元島民である小宮良俊先生に御講演頂いた。小宮先生の講演は、自らが生まれ育った故郷を理不尽に追われた憤りと、そして元島民としての郷土への哀愁が痛切に感じられるものであった。
次の第二講演では『日本が直面する領土問題とその対処法』と題して、拓殖大学国際学部教授である下條正男先生に御講演頂いた。下條先生は領土問題の専門家、そして保守系論客として多方面において大いに活躍をされている方である。それだけに北方領土に関するこれまでの日露政府間の交渉、そして我々の北方領土返還促進活動の現状について非常に手厳しい御指摘を賜った。歴史的な根拠は明確に日本にあるのである。この事を今まで以上に世界へ向けて発信し、「北方領土は歴史的にも国際法的にも日本領」という事を世界に知らしめて行くのが重要であると仰られた。今回の御講演で下條先生に発破をかけて頂いたと思い、我々も現実を見つめなおし、そしてこれを一つの契機として、気持ちを新たに国民の北方領土返還への熱意を結集させていく使命を果たさなければならないと強く感じた次第であった。

20140423_1

20140423_2

岡田神社 権禰宜 今東源一郎

「東日本大震災の今と向き合う」~東日本大震災から学ぶ防災とは~

去る12月6日筥崎宮において教養研修会が行われました。

講師には福島県熊野神社 禰宜 吉田定聡先生・海洋プランニング株式会社 熊谷航先生をお招きし、ご講演頂きました。

はじめにご講演された吉田先生は美浜会の会長として復興支援活動もされていますので、より詳しく福島県の現状や、震災当時の様子などをお話頂きました。神職でおこなった復興支援活動の中では、お札や神棚等はお焚き上げにしたり、家の中での作業の最後には掃き掃除を行ったりなど、神職だからこその気遣いがあったとのことでした。原子力発電所付近の様子を撮影したビデオ放映では、発電所の入口や街の様子、付近の神社の様子などを見ることができました。原子力発電所周辺では事故のため、復興が全く進まず被災した当時の様子がそのまま残されていました。被災した神社では、倒れた鳥居もそのままにされており、復興とはほど遠いものでした。

次に熊谷先生より、「なぜ津波は神社で止まったのか」についてご講演頂きました。

先生のお話では、震災後沿岸線の津波被害調査をした際に浸水線と神社の場所とが重なっており、神社を堺に津波が押し寄せ、被災していました。かつては海岸線に神社が建てられており、境界線に神様を祀りお守り頂いていたのではないかとの推測がされていました。また古い神社の方が残存数が多く、歴史が新しいものほど残存数が少なくなっているそうです。被災境界となっている神社は津波防災にも繋がります。震災記憶は8年で重視されなくなり、30年後には過去のものになり人々の記憶から消失されてしまいます。そのため、作り替えや補修を継続できるかが問題でした。神社は世代を超える存在であり、様々な文化や技術を伝承してきました。そのため地域社会が持つ弱点を、神社が補うことができるとのことでした。

ご講演の後は意見交換会が行われ、青年神職として何ができるかを話し合いました。

参加者1人ひとりが意見を出し合い、とても有意義な時間になりました。

008

実際に現地でボランティア活動を行うことが一番ですが、私たち神職は、仲執り持ちとして東北と福岡とを結び、遠方の地からではありますが祈りや思いを届けていければと思います。

震災からまもなく3年が経とうとしていますが、人々の記憶から風化させないために自分に出来ること、神職として出来ることを改めて考えることができました。

震災を忘れさせないためにも、定期的にこのような研修会が行われると良いと思いました。

010

十日恵比須神社 出仕 堀田みな美

秋の交通安全

去る9月21日「秋の交通安全県民運動」の一環として「秋の全国交通安全運動in北九州」が小倉駅広場にて行われた。

001

この運動は、飲酒運転の根絶や後部座席を含むシートベルト・チャイルドシートの正しい着用、また高齢化社会への移行などにともない、先般改正された道路交通法の普及、徹底などを目的として各自治体警察主催のもと全国各地で開催されている。昨年度、我が県では「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」が施行され若干ながら違反者の減少傾向にある。

当日は交通安全協会の諸団体と共に福岡県神道青年会として神職、巫女合わせて16名が参加し違反者根絶を訴えた。神職として出来ることは、また社会の一員として担っていくべきことは何なのかを念頭に運動に参画した。

004

我々にとってこの運動は自分を見直すだけでなく氏子関係者・参拝者の方々に対しても日頃から交通安全の重要性を伝導していくべきものであろう。

若松恵比須神社 権禰宜 谷洋平

平成25年度 神道行法禊練成研修会

平成25年9月2日、第1部会の担当により神道行法禊錬成研修会が太宰府天満宮で開催されました。当日は、福岡県神道青年会花田 武会長をはじめ21名の参加があり、太宰府天満宮御本殿での正式参拝後に開講式が行われました。

講師は昨年に引き続き、道彦として飯盛神社 禰宜 野上雅貴先生、助彦として太宰府天満宮 権禰宜 松尾太輔先生の両名をお招きし、午前中は研修室にて講義を賜りました。午後からの本番に備え教室では実際に、禊行法の練習を行いました。禊と一言で言っても、振魂、祓詞斉唱、鳥船行事、雄健行事、雄詰行事、伊吹行事を経て、やっと水の中に入る身滌行事となります。そして最後は、全員で拍手をし、お互いに「おめでとう」と祝福します。この「おめでとうと」お互いを褒めたたえるところが、神道らしいなと私は思います。

003

午後から、いよいよ禊場での禊行法を行いました。天候は晴れで穏やかな気候の中でありましたが、禊場は天然の井戸水を使用しているため、入った瞬間悲鳴が聞こえるほど冷たい水でありました。鳥船行事を真剣に行い、しっかり水に入る準備をすることが大切であると痛感しました。冷たい水の中で、大祓詞を斉唱していると「冷たい」とか、「きつい」等の感情、我欲が消えて行き、頭が真っ白になっていく感じがしました。そして段々と皆さんと心が1つになり、心が研ぎ澄まされていく感覚になりました。禊とは、つまるところ「無になる」、「原点に戻る」、ということではないだろうかとこの時に感じました。そして野上先生は、講義の中でその心を日常に生かすことが重要だとも仰っておられました。

008

その後鎮魂、魂振を先生方からご指導賜りました。諸作法を一通り体験してみましたが、その意味は神様の威霊を体内に招き鎮めるとともに、その威力によって自分の霊魂に刺激を与え、その結果として霊魂を誘発して、より強い威力ある霊魂として恢復、定着させるというものであります。

今日1日体験した禊行法で、原点回帰した清らかな気持ちでこれからも神明奉仕に務めていきたいと思います。最後にご指導賜りました、野上雅貴先生、松尾太輔先生、誠にありがとうございました。

太宰府天満宮 出仕 畑中憲一