県内神職取材ー蒲生八幡神社 髙山宮司ー
・奉仕の中で意識していること、心掛けていること、大事にしていること
→神様と参拝される方との間を取り持つ「仲執り持ち」としての役割を常に意識しています。
また、初めて当社に参拝された方に対し、神社の良さを上手く伝えられるよう、また神社
に来て「清々しい気持ち」になっていただけるよう心掛けています。
・いま力を入れていることはありますか?
→やまづくりです。当社は自然に恵まれておりますが、周りを見渡すと、木や竹を切った(折
れた)ものが散々として藪のようになっているので、それらをきちんと処分して、周りを見渡すともっと自然を感じるような環境整備を行いたいと思います。
・高山さんにとって神道とは?
→「神様をおまつりし、祖先に感謝し、祈りを捧げること」これに尽きると思います。
現在にあっても、天皇陛下の「祈り」によって我々日本人や日本国家が支えられているの
です。日本という文明が始まって以来、この「祈り」が2,600年以上絶えることなく行な
われていることに感謝しなければならないと思っております。
・これからの目標や抱負(神社において、人生において、等々)
→最近、参拝者から神社について聞かれることがあります。中には参拝者から学ぶケースも
出てきました。神職としてもっと知識を増やなくてはなりません。毎年6月に神社検定
が太宰府天満宮(試験会場)で開催されていますが、2級まで取得したので、1級の合格
を目指して勉強していきたいと思います。
※ここ何年間試験を受けておらず、更に全然勉強していないので、来年度に受けます。
・近隣のおすすめスポットがあれば教えてください
→小倉競馬場(九州で唯一中央競馬が開催される競馬場)です。
毎年8月と1月に馬場開きの神事(事故が無く、無事終わりの日が迎えられるよう祈念
する神事)が行われた後にレースが開催され、その期間はたくさんのイベントが行われて 多くの競馬ファンが訪れます。
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