4月5日、今春も天神中央公園で「春の中央交通安全フェア2013」が開催。福岡県や県警・関係諸団体と共に、神道青年会の会員神職と県内神社の巫女が参加、式典後パレードにも参加させて頂きました。
この式典は4月6日から15日までの期間行われた春の交通安全県民運動の実施に合わせて県民の方々の交通安全に対する関心と理解を深めるため開催されたものであり、子供や高齢者の交通事故防止、飲酒運転の撲滅、そして今年4月1日から施行された「福岡市自転車の安全利用に関する条例」の促進に特に力を入れて取り組まれた運動でした。
今回春の交通安全運動を通し1人ひとりが交通マナーを見つめ直せば事故は減り、いくつの命を守ることになのだろうか。そう考えると日頃から“少し”心を使うだけでも大きく変わってくるのだと思います。それをまず神職・青年会の私達から始めるというのも悪くないのではないでしょうか。
私はこの春より大社國學館を卒業し神職として福岡に来て、早速良い経験を積むことが出来たと感じました。日頃交通安全祈願を承り、仲取り持ちを行う神職。“白衣・袴”と清浄の姿で公共の場に立ち、旗を掲げて交通安全を祈りつつ体を動かし私達の立場を以って県民運動に貢献させて頂きました。
これからもこのような活動や運動に積極的参加し、社務以外でも“世の為人の為”になる事を取り組むべきなのかもしれません。偽善的な考えなのかもしれませんがもし偽善であっても少しずつ偽を消していけばいずれは良い方向に進み私達神職は“大きな存在、貴重な存在”として進化するのではないでしょうか。
十日恵比須神社 出仕 太郎良高光