カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会

2月27日八仙閣本店に於いて福岡県神道青年会創立60周年記念式典・特別講演・祝賀会が盛大に開催された。
当日、青年会会員は11時頃に集合し、最終チェック・リハーサルを行い準備完了!博多駅・八仙閣玄関にてご来賓・県内各神社宮司様をお出迎えし、あとは開式を待つのみとなった。式典は式次第に則り進行されていく。

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式の中での花田会長式辞は、この式典にかける思いが人一倍強かった分、少し緊張されていた面持ちであったが、さすがは会長!!これまでを振り返り、また「心魂~新たなる一歩へ」の思いを青年会員の代表として熱く語っていただき、これから福岡神青が向かわんとする方向性を示していただいた。

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式典も恙無く閉式し、次は記念講演。講師として東京に店を構えるクルミドコーヒー代表の景山知明先生より講演を賜った。現代の人々が求めるコミュニティ=場のつくり方について、人々が気楽に集える場所「カフェ」をテーマに様々な貴重なお話をいただいた。

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次は皆さんお待ちかねの祝賀会!!竹間副庁長の乾杯の音頭の下、賑やかな祝賀会が始まった。清興の餅つきでは、これまで青年会で活躍された歴代会長様にリレー式で餅をついていただいた。諸先輩方の普段は決して見せないあの少年のような笑顔がとても印象的だった。また普段はお話をお伺いすることがなかなか出来ない諸先輩方と、青年会での良き思い出や苦労話などを酒の肴に盃を交えさせていただいた。

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周年事業で経験したことは、今後の私の神道青年会活動の礎とし、本会が70年80年120年と続くように私達若い世代が頭と身体を奮い起し、少しでも力になり、近い将来この会を引っ張っていけるよう邁進していきたい。
最後にこの三年間にも渡るたくさんの60周年事業を企画していただいた役員の皆様に、色々な経験をさせていただきましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

福岡県神道青年会 青栁正典 (宇美八幡宮 権禰宜)

平成二十六年北方領土返還促進福岡県民集会

去る平成二十六年二月七日、久留米市のハイネスホテル久留米において、恒例の北方領土返還促進福岡県民集会が開催された。
本年は『心から願う平和と四島返還』を標語に掲げて、多くの方々が参加する中での県民集会となった。
開会式にて、北九州市立曽根中学校主幹教諭である梶永啓文先生による『「北方領土問題教育指導者現地研修会」報告』が行われ、二十五年八月に北方領土問題の教育指導者研修の様子についてご報告頂いた。
その後、第一講演では『元島民の体験談』と題して、北方領土の元島民である小宮良俊先生に御講演頂いた。小宮先生の講演は、自らが生まれ育った故郷を理不尽に追われた憤りと、そして元島民としての郷土への哀愁が痛切に感じられるものであった。
次の第二講演では『日本が直面する領土問題とその対処法』と題して、拓殖大学国際学部教授である下條正男先生に御講演頂いた。下條先生は領土問題の専門家、そして保守系論客として多方面において大いに活躍をされている方である。それだけに北方領土に関するこれまでの日露政府間の交渉、そして我々の北方領土返還促進活動の現状について非常に手厳しい御指摘を賜った。歴史的な根拠は明確に日本にあるのである。この事を今まで以上に世界へ向けて発信し、「北方領土は歴史的にも国際法的にも日本領」という事を世界に知らしめて行くのが重要であると仰られた。今回の御講演で下條先生に発破をかけて頂いたと思い、我々も現実を見つめなおし、そしてこれを一つの契機として、気持ちを新たに国民の北方領土返還への熱意を結集させていく使命を果たさなければならないと強く感じた次第であった。

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岡田神社 権禰宜 今東源一郎