カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

福岡県飲酒運転撲滅キャンペーン

去る8月25日、JR博多駅博多口広場において、「福岡県飲酒運転撲滅キャンペーン」が開催された。8月25日から31日にかけて福岡県の飲酒運転撲滅週間であり、福岡県 県警本部 交通安全協会主催のもと、県トラック協会等の関係諸団体と共に、我々福岡県神道青年会も神職・巫女として、県内の飲酒運転撲滅根絶を目標に掲げ参加した。式典では、小川知事や樋口県警本部長の挨拶に、「この数年間は、県内の飲酒運転は減って来ているが、ゼロにはなっていない。ただ取り締まりを強化、厳しくするのではなく、各団体と連携して飲酒運転撲滅に向けて意識を徹底したい。」との挨拶があった。それから飲酒運転撲滅メッセンジャーとして県内の各ラジオ局のパーソナリティーの方々より挨拶があり、またキャンペーンソングを歌う、家族ユニットのビジョンズや福岡在住の絵本作家 庭月野さんから飲酒運転撲滅に向けてのメッセージや、啓発ビデオを放送して飲酒運転撲滅にむけて意識を徹底する事を訴えた。福岡県では、過去に海の中道大橋で発生した三児が亡くなるという、忌まわしい飲酒事故から早くも8年が経過するも、未だ飲酒運転はゼロにはならない。あるアンケートによると、(見つからなければ。)(事故を起こさなければ)等といった意識を持ったドライバーが少数であるが運転をしているからだという。我々神職は、日頃から社頭において交通安全祈願や、交通安全御守りを授与している立場であり、交通安全思想と関係が深い立場にある。これからも飲酒運転ゼロを目指して、それぞれ活動を行っていきたい。

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宇美八幡宮 権禰宜 鶴我盛陽

第40回九州各県神道青年親善野球大会、第42回神道青年九州地区協議会研修会

 去る8月19日、第40回九州各県神道青年親善野球大会は雨に見舞われ、カスヤドームにてソフト三角ベース大会を開催した。九州各県9チーム参加者122名により競われた。決勝戦は宮崎県と大分県で行われ、接戦の末に大分県チームが優勝の栄冠を手に入れた。

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大会終了後、福岡ホテル・ザ・ルイガンズにて表彰式及び懇親会を行い、二次会として博多湾一周クルージングを壮行し、尚一層の親睦を深める事が出来た。

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翌日の8月20日、同ホテルにて第42回神道青年九州地区協議会研修会が開催された。第一講は元NHKアナウンサー 千葉熊野神社宮司 宮田修先生をお迎えし「神職が伝えるべきこと」と題する講演を賜った。宮田先生は通信教育により神職資格直階を修得し、神社神道に強い興味を持たれ勉強を進め明階まで修得された。神道は言挙げせずが古来よりの伝統だが、現在の若者は神職の言挙げを求めている社頭講話を含め言挙げをしてくださいとのお言葉をいただいた。

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第二講は参議院議員 佐藤正之先生をお迎えし「国防の本質とは」と題した講演を賜った。佐藤先生は、PKO派遣時の経験、東日本大震災での経験を話され、修羅場・土壇場を経験した人間の軸線がしっかりした人間でないと危機的状況では信頼されない、イラクの人々、震災の被災者などには偽物は通用しない、本物しか信頼されない、人間は成長する諸君は焦らず本物を目指して欲しいとのお言葉をいただいた。

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最後に宮田修先生・佐藤正之先生・全国協議会監事長友安隆氏・九州地区協議会長神戸磐彦の4名で「向後青年神職が歩む道」と演題をもうけパネルディスカッションを行った。大東亜戦争の総括はまだ行われていないが、軍国主義として不当に貶められた軍隊・神社は70年を経て復権が進んでいる、神道青年はもっと自信を持ち多くの人・国に神社を日本を発信して欲しい、危機感を持ち、少し焦って本物を目指してください等、活発な意見交換が行われた。

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近年の国際情勢の変化、特に極東アジア諸国との緊張は、一国平和主義など幻想の中にあった日本国民に痛烈な打撃を浴びせ、国防に対する意識を呼び起こし戦後レジーム脱却をはかる現政権への強い支持へと繋がっている、我々神道人は日本国の精神と地域の守り手として危機感を持ち本物を目指し多くを学んで行きたいと思った。

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宮地嶽神社 権禰宜 竹田 裕城