去る8月25日、JR博多駅博多口広場において、「福岡県飲酒運転撲滅キャンペーン」が開催された。8月25日から31日にかけて福岡県の飲酒運転撲滅週間であり、福岡県 県警本部 交通安全協会主催のもと、県トラック協会等の関係諸団体と共に、我々福岡県神道青年会も神職・巫女として、県内の飲酒運転撲滅根絶を目標に掲げ参加した。式典では、小川知事や樋口県警本部長の挨拶に、「この数年間は、県内の飲酒運転は減って来ているが、ゼロにはなっていない。ただ取り締まりを強化、厳しくするのではなく、各団体と連携して飲酒運転撲滅に向けて意識を徹底したい。」との挨拶があった。それから飲酒運転撲滅メッセンジャーとして県内の各ラジオ局のパーソナリティーの方々より挨拶があり、またキャンペーンソングを歌う、家族ユニットのビジョンズや福岡在住の絵本作家 庭月野さんから飲酒運転撲滅に向けてのメッセージや、啓発ビデオを放送して飲酒運転撲滅にむけて意識を徹底する事を訴えた。福岡県では、過去に海の中道大橋で発生した三児が亡くなるという、忌まわしい飲酒事故から早くも8年が経過するも、未だ飲酒運転はゼロにはならない。あるアンケートによると、(見つからなければ。)(事故を起こさなければ)等といった意識を持ったドライバーが少数であるが運転をしているからだという。我々神職は、日頃から社頭において交通安全祈願や、交通安全御守りを授与している立場であり、交通安全思想と関係が深い立場にある。これからも飲酒運転ゼロを目指して、それぞれ活動を行っていきたい。
宇美八幡宮 権禰宜 鶴我盛陽