去る平成27年11月27日、「次世代に繋ぐ神棚奉斎の在り方(討論会)」が福岡市の警固神社に於いて開催された。
過去20年間、日本の世帯数は年々増加(単身世帯の増加等による)しているが、神宮大麻頒布数は年々減少しており、その原因や今後の対策について参加者23名で討論を行った。前者(原因)については、神棚をお祀りする習慣を親から子供に継承されていない等の意見が多く、後者(対策)については、神宮大麻及び氏神様を大切にするという教化活動を行い、少しでも神社に親しみを持ってもらう等の意見が出た。
また、福岡県での神棚奉斎推進活動の報告と県外の神棚奉斎推進活動の事例を挙げ、各地域で様々な工夫を凝らして神宮大麻の増頒布への積極的な取り組みが行われていた。以上を踏まえ、神棚奉斎委員会では次世代に繋げていく為の神棚推進活動を展開していく所存である。
蒲生八幡神社 禰宜 高山定次