カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

第六十八回神道青年九州地区協議会総会,第四十四回神道青年九州地区協議会研修会,第四十二回九州各県神道青年親善野球大会

去る平成二十八年八月二十三日~二十四日に佐賀県唐津市に於いて、神道青年九州地区協議会総会及び研修会並びに九州各県神道青年親善野球大会が開催された。

初日二十三日は、唐津市立相知天徳の丘運動公園にて親善野球大会が開催され、福岡県神道青年会からは福岡チーム(第一部会と大宰府連合)と北九州チーム(第二部会、第三部会)の二チームに分かれ、福岡チームは、昨年同様見事優勝を果たした。(ちなみに、北九州チームは、初戦の長崎チームに勝利したが、次の福岡チームとの準決勝で接戦まで追い込んだが、残念ながら勝利を逃した。。)

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翌日二十四日は、唐津ロイヤルホテルにて神道青年九州地区協議会総会及び研修会が開催され、総会については当初五月の予定であったが、熊本県地震の影響等により延期となり今回開催され、議案及び活動計画等すべて承認された。

研修会については、主題 「修理固成」 ~日本人の矜持を取り戻す~ を掲げ、第一講に皇學館大学 現代日本社会学部教授  新田 均先生より、明治憲法の思想及び日本国憲法の根本問題等について、第二講に唐津海上保安部部長 西分 竜二先生より海上保安庁の組織構成や活動内容(任務)等を学んだ。

今回の開催によって、我々福岡県神道青年会は、他県との親睦を更に深めることができた。また、憲法改正等、眼前の諸問題解決に向けて共通認識を持ちながら行動に繋げていくような施策を講じていかなければならない。

英霊顕彰事業「福岡縣護国神社みたままつり」提灯準備作業奉仕

去る平成二十八年八月十日に福岡縣護国神社にて、八月十三日~十六日の四日間で行われる「みたままつり」提灯準備作業を福岡県神道青年会会員 二十三名(一般参加者 三十三名、計 五十六名)で奉仕した。

福岡県神道青年会は、昨年より戦後七十年を契機に御英霊十三万柱が鎮まります福岡縣護国神社を中心に英霊顕彰事業を実施してきた。本年も引き続き、今ある平和の礎を築かれた御英霊に感謝の気持ちを捧げ、当日は炎天下ではあったが、奉納した遺族等の方達がすぐに分かるよう、地域別に提灯を一つ一つ丁寧に並べて取り付けを行った。

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提灯作業を取りかかる前に参加者を対象に正式参拝を行い、その後に福岡縣護国神社宮司 田村豐彦様からご講和を頂いた。現在の日本人は以前と比べて御英霊や御先祖様に対する感謝の気持ちを持つ意識が徐々に希薄している傾向であり、また、自分さえよければという考えを持っている人が増加している状況下、この「みたままつり」によって感謝と他人に対する思いやりの心を持つことを今一度認識できる場であって欲しいとのお言葉を賜った。

我々福岡県神道青年会は、今回奉仕した英霊顕彰事業が一過性のものとならないよう、御英霊や御先祖様に対する感謝の気持ちを持つ大切さを特に若い世代の方へ周知していかなければと改めて感じた次第である。

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蒲生八幡神社 禰宜 髙山 定次