去る平成二十九年八月二十四日から二十五日の二日間、第四十五回神道青年九州地区協議会研修会並びに、第四十三回九州各県神道青年親善野球大会が大分県大分市において行われた。
初日の親善野球大会では、雲一つなく熱中症さえ心配されるほどの好天に恵まれた。福岡県神道青年会からは第一部会から成る福岡チーム、第二部会・第三部会から成る北九州チームの二チームが出場した。
空閑監督率いる福岡チームは、初戦に長崎チーム、準決勝に宮崎チームと対戦し、監督の見事な采配、諸先輩方の活躍により決勝まで駒を進めることができた。
決勝戦では、北九州チームとの福岡県勢同士の対戦となった。先制されるも、中盤に当日MVPに選出された熊谷選手のタイムリーヒットで逆転、そのままリードを守り切り、見事三連覇を達成した。健闘を称え、空閑監督、西高辻会長、対戦した北九州チームの川江副会長を胴上げした。
二日目の研修会では、矢野大和先生による笑いをテーマとした「日本人の底力」、田尾憲男先生による憲法改正の是非など現代の諸問題などをテーマとした「神職と憲法~憲法改正の時到る~」の二つの講演があった。
今回の研修会、親善野球大会を経て、福岡県神道青年会は他県との交流をより一層深めることができた。今後の神社界を担う者として、今以上の努力をしていかなければならないと感じた二日間であった。
太宰府天満宮 出仕 齋藤剛