カテゴリー別アーカイブ: 県の活動

神道行法禊錬成研修会

去る令和元年七月十一日、第三部会の担当により神道行法禊錬成研修会が大牟田市の熊野神社にて開催され、福岡県神道青年会川江正臣会長をはじめ二十五名の参加があり、正式参拝後小岱山禊乃郷に移動し開講式が行われた。

道彦に飯盛神社禰宜野上雅貴先生、助彦に太宰府天満宮権禰宜松尾太輔先生の両名にお越し頂き、午前中は禊祓行事の次第および所作の確認、鎮魂(魂振)行事の次第および作法を行った。

長い時間続けて行ったわけではないですが、集中して行うと自分の思いよりも体力が続かないと感じ、先生から言われたとおり細く長く、息の仕方が大事との事でしたのでそこを意識しながらきついながらも清々しい気持ちで取り組むことが出来た。午後からは白鉢巻・白褌姿となり禊場まで移動し禊行法を行った。

当初雨天の予報でしたが天候は回復し、暑く晴れやかな中で会員一同は空気が張り詰めた中で一丸となり、集中して行うことが出来た。

私は今回の禊研修が三度目となりますが、今研修が一番禊祓の意義を感じながら望むことが出来ました。その為、身も心も一層清めることが出来、大変有意義な時間を過ごすことが出来た。

最後に、今回ご協力頂きました熊野神社平川宮司様、ご指導賜りました野上先生・松尾先生貴重な体験を誠に有り難うございました。

宮地嶽神社 権禰宜 岩下尊祐IMG_0626

福岡県神道青年会親善野球大会

去る令和元年六月二十六日に毎年恒例の県内親善野球大会が行われた。四チームが持ち回りで行っている。今年の当番は第一部会チームで時期は梅雨真只中、当日は雨とあいにくの空模様で野球大会がボウリング大会に変更となり、川江正臣会長の挨拶の後、会長並びに担当部会長による始球式が行われ、プレイボール。

野球に劣らず大いに盛り上がりを見せる。太宰府天満宮並びに各部会の上位五人のスコアで順位を決める。

皆、腕に覚えがあったのか各々手腕を振るいストライク、スペアを連続に取り高得点を叩き出す。

吉武事務局長が六連続ストライク阿曇副会長が五連続ストライクとプロボウラーも顔真っ青な目を疑う場面が多々あり、一部会が1438スコアで一位、三部会が1422で二位、太宰府天満宮チームが1338で三位、二部会が1221で四位という結果になった。

ボウリングの後は、表彰式並びに懇親会が行われ一同懇親を深めた。

恒見八幡神社 禰宜 石川真康

 

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第七十一回 神道青年九州地区協議会総会

去る五月九日熊本県に於いて「第七十一回神道青年九州地区協議会総会」が開催されました。ご多忙の中ご臨席を賜りました来賓の皆様、また九州各県より総勢約八十名のうち福岡県より十八名参加いたしました。

まず外山会長、当番県熊本県神青小林会長の挨拶の中で、新帝陛下が御即位遊ばされ令和の時代が幕を開けたこと、意識が薄れつつある熊本地震後の復興状況などを改めて認識し、考える良い機会になりました。

会議においては、熊本県神青小林会長の進行の元、滞りなく二つの議案が可決されました。一世一度の大嘗祭の重要性や相互扶助や神々への祈り、感謝といった日本古来の伝統精神に基づいた地域社会形成の為の活動について自分に何が出来るのか、奉仕するお社の中でどんな活動ができるのか常日頃から意識して奉仕しようと思いました。

その後の懇親会では各県の方と情報交換や旧職員、大学の同期などと久しぶりの再会に喜び、近況報告をしたりと大変充実した時間を過ごすことが出来ました。

この会を通して学んだことや感じたことを今後の奉仕の糧にして、神社界のため、また奉仕するお社のために日々精進したいと思います。

筥崎宮 権禰宜 前田慶之助

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令和元年度 福岡県神道青年会定例総会

令和元年五月十三日午後三時、福岡県神社庁にて川江会長以下四十名、また、来賓として福岡県神社庁庁長西高辻信良様、福岡県神社庁教化部神道青年会担当理事磐梨文孝様、福岡県神社庁参事望月司郎様のご臨席を賜り、令和元年度福岡県神道青年会定例総会が開催された。

先ず、西高辻信良庁長様より「普遍である神社を普遍に保ち続けるためには常に変化し続けなければならない」との挨拶を賜り、私たち青年神職が果たすべき役割、進むべき道の一助となる貴重なお言葉を頂いた。

議事では、平成三十年度、令和元年度の新旧執行部がそれぞれ活動報告・計画・決算・予算の説明を行い全ての議案は承認された。

最後には、今期の各委員会委員長が挨拶を行い、それぞれ抱負を述べ会員への協力と参加を呼びかけ、会員一同さらなる協力参加を約束し総会は滞りなく治められた。

平成から令和へと御代替わりとともに、福岡県神道青年会のバトンも途切れることなく無事に手渡された。

宗像大社 権禰宜 鈴木祥裕定例総会写真