第1回 教養研修会
日時:令和4年6月28日(火)/13時~
場所:福岡県神社庁
演題
「沖縄戦から学ぶ福岡県英霊の心」
講師
第1講
伊藤 博文様(沖縄戦御遺族)
第2講
谷口 浩様(元航空自衛隊、日本会議唐津支部企画委員)
一講目の伊藤博文先生の祖父、半次さんが戦時中にご家族に宛てた403通ものお手紙。その中に描かれていたカラフルな絵はどれも美しく”生きるエネルギー”に満ち溢れたものばかりでした。家族の健康を祈る想いや未来に託した希望、戦地からの愛のメッセージは70年の時を超え、博文さんがお爺様の生きた証を辿る原動力となった事を知りました。
自分の大切な人を守りたいという気持ちは、国や地域に関係なく皆同じはずなのに、何故、争い事を繰り返してしまうのか、改めて戦争とは何なのかを考える機会になりました。
二講目の谷口浩先生からは沖縄戦を戦略的な面から詳しく解説して頂きました。
“日本国”への降伏条件ではなく”日本軍”への降伏条件になった理由、日本の根本的在り方が守られた影には英霊達の何としてでも日本を守り抜くといった想いがそこにはあった事を知りました。
本日、講師お二人の貴重なお話しを聞いて、たくさんの犠牲の上に今の世の中が成り立っている事を改めて認識し、激動の時代を生き抜いた先人達に恥じぬよう、平和を願い、これからの奉職に活かしていきたいと強く思いました。(菅原神社 禰宜 大神拓哉)
※講師の方々は講演のときのみ、マスクを外しています。
【会長挨拶】
【第1講】
【第2講】
【謝辞】
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