教養研修会「継承について考える」～伝統文化の心から学ぶ～

◎教養研修会「継承について考える」～伝統文化の心から学ぶ～

日時：令和5年11月29日

場所：舞鶴館・光雲神社

講師：博多人形師　中村弘峰　先生

以下、受講生　感想

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博多人形師中村弘峰先生の講話では、どのように博多人形師になったのか、また人形作りへの思いなど、年月をかけて継承されてきた伝統文化の貴重なお話をお伺いすることできました。講話の中では、時代に合わせたオリジナリティのある人形作りを心掛けていることや、「人形とは人の祈りを形にしたもの」という言葉が特に印象的で、伝統文化を守るために奉務を全うする我々神社界にも繋がるものがあると感じました。

2講目は素焼きされた干支の博多人形を使い、絵付け体験を行いました。

筆の扱い方、塗りたい色を狙って作る難しさを肌で感じながらも、最終的には楽しく自分らしい物が作れたと思います。

普段から目にしている博多人形が、一つ一つ時間をかけ、職人さんが思いを込めて手作りされていることを知り、実際に絵付けで人形作りの楽しさや難しさに触れ、とても貴重な経験をさせていただきました。先代から脈々と継承されてきたものを守りつつ、それを発展させ次の世代に繋いでいくことの大切さを考える良い研修になりました。

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（第一部会　筥崎宮　田上）