神道青年九州地区協議会研修会
<一日目>
日時:令和5年2月21日(火)/14時~
場所:沖縄県護国神社
○内容
主題「沖縄復帰を知り、日本を知る」
【第一講】
演題『沖縄の本土復帰』
講師:宮城 能彦先生(沖縄大学 人文学部こども文化学科教授)
【第二講】
演題『琉球神道・グスク論』
講師:武部 拓磨先生(備前国総社宮 奉仕 合同会社T.R.F.代表)
○受講人数
福岡県神道青年会 18名
<二日目>
日時:令和5年2月22日(水)/9時~
場所:首里城公園
○感想
二十一日は、沖縄がなぜ「独立」では無く「本土復帰」を選択したのか。沖縄県民の感情が時代によってどう変わってきたのか。を学び、私たちが知っておくべき沖縄の近・現代史は単純では無くその時の社会情勢等、様々な要因が絡み合っていることを知りました。
第二講では、第一講での沖縄の歴史を踏まえて、どのようにして琉球神道が形成され、発展していったかを学びました。様々な信仰の形態が本土より流入し、それを取り入れて沖縄独自で発展させていったのです。そして、似ても非なる神祀りの形ができあがり今日まで受け継がれています。
翌、二十二日は第二講で学んだことを現地でさらに深堀するということで、首里城公園にて武部氏の案内のもと「今しか見られない首里城の聖域構造」として実際に遺されているグスクや御嶽を見学し、沖縄の信仰について学びました。沖縄の地はまだまだ多くの学説があり議論しつくされていない部分が多いようですが、これは多様な文化や人々そして、信仰の形態が多く入ってきている証拠ではないでしょうか。
(宗像大社 権禰宜 黒神 直豊)
【正式参拝】
【集合写真】
【第一講】
【第二講】
【質疑応答】
【首里城公園】
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